卵巣嚢腫(チョコレートのう腫)が原因の骨盤腹膜炎、緊急手術、そしてその後・・・
とある年の12月、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)を持っていた私を襲ったのが骨盤腹膜炎。
原因は卵巣嚢腫の細菌感染でした。
最終的には卵巣と卵管を摘出する手術を受けたのですが、子供の頃からのことを思い出してみたら、子供の頃からすでにからひどい生理痛に悩まされていたということを思い出しました。
顔面蒼白で学校を早退してくるなんてこともあり、生理痛がひどかったので、当然のことながら鎮痛剤は手放せず、しまいには愛用していたバファリンが効かなくなってきてしまったり・・・。
生理の出血が止まらなくて中学生なのに婦人科のお世話になったこともありました。
大人になってからは生理と生理の間の不正出血が始まってしまい、血液検査で子宮内膜症だろうということが発覚。
しばらくは不正出血の程度などを経過観察していたのですが、いつまでも生理と生理の間の不正出血が止まらず、MRIで造影剤を使った精密検査を受けたところ卵巣嚢腫(チョコレートのう腫)だろうということがわかりました。
それからは、大きな病院で卵巣嚢腫の経過観察を続けていたのですが・・・。
そして、ある日突然発熱してしまいました。
解熱剤を使っても点滴しても、3日経っても4日経っても熱が下がらないという状態になってしまったのです。
病名は骨盤腹膜炎、発熱の原因は卵巣嚢腫の細菌感染でした。
風邪かなと思っていた発熱の原因が卵巣嚢腫だったとは・・・。
緊急入院、そして手術を受けた体験談をまとめました。