卵巣嚢腫と腫瘍マーカー



初めての定期健診から10年目にして腫瘍マーカーの値が・・・

子宮筋腫が見つかり、卵巣嚢腫も微妙に大きくなっていった私。

 

いつものとおり、卵巣嚢腫と子宮筋腫の大きさを確認するため半年ごとに定期健診を受けていました。
卵巣嚢腫も子宮筋腫も大きさは前回とほぼ変わりません。

 

ですが、初めての診察から10年目にして腫瘍マーカーCA19-9の値が基準値を超えてしまいました。
CA19-9は基準値が37以下なのですが、今回の結果は45だったのです。

 

基準値を超えているといっても、わずかなものです。
先生は、「一時的なものかもしれないけれども、3ヶ月後にまた診察してみることにしよう。」と。
もちろん、血液検査も、です。

 

半年ごとに通院して定期健診をしていたのですが、期間が3ヶ月に縮まってしまいました。
なんとなく、ショックでした。

 

 

そして3ヵ月後の腫瘍マーカーの値は?

3ヶ月後、卵巣嚢腫と子宮筋腫の大きさをチェックして、血液検査もその日のうちに結果を出してもらいました。
腫瘍マーカーCA19-9の値は57でした。

 

そう、また上昇してしまったのです。

 

がっかりしている私を見て先生は、「状態が悪い人だと100を超える人もいるし、場合によっては1000を超える人もいるからねー。」などと言ってくれましたが、私はもう、ショックを隠し切れませんでした。

 

 

先生は続けます。

 

「卵巣嚢腫の大きさがだいたい5cm×5cmを超えると手術を考えてもいいかなっていう状態なんだけど、とりあえずはまだ大きくないから、このまま3ヶ月ごとに状態を確認しよう。」と。

 

この時の卵巣嚢腫の大きさは2.7cm×3.2cmくらい、子宮筋腫の大きさは2.1cmくらいでした。

 

 

大きさだけみれば、まだ手術を考えるほどの大きさではなかったのですが、私の中では「そのうち手術しなくちゃいけないのかなー。」と思い始めるようになりました。

 

 

次回の診察は3ヶ月後です。

 

その日は、「ちょっと仕事も忙しくなってきたし、3ヶ月後、仕事休めるかなー」なんて考えながら帰宅しました。

 

 

 

・「No.18 熱が出てしまった!発熱の原因がわからない!」へ続く



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