骨盤腹膜炎の治療



抗生物質を変えても熱が下がらない・・・

入院してから抗生物質の点滴を続けていますが、
抗生物質の種類を変えてもなかなか熱が下がってくれません

 

3日経って1日3回に点滴の回数を増やしていますが、それでも熱は下がりません。

 

ロキソニン(ロキソニンNa錠)を飲んで熱を下げるんだけれども、だいたい6〜7時間くらいすると38.5〜39.5度くらいの熱が出てきてしまいます。

 

結局、ロキソニンが効いている時間は熱が下がっているけれど、ロキソニンの効き目がなくなれば元の通り、熱がある状態に戻ってしまうわけです。

 

困ったもんだ・・・。

 

 

造影剤を使ったMRIの検査を受ける

入院から5日目、造影剤を使ったMRIを撮ることになりました。
MRIで卵巣嚢腫の大きさなどの状態を確認するためです。

 

先生は、本当はもうちょっと早くMRIで確認したかったらしいのですが、なにせ大病院なので患者数が多くって、外来患者のMRIは1ヶ月以上待ちなんだとか。

 

それでも「緊急患者」ということで、オーダーから3日後に撮ってもらうことになったそうです。
とはいっても3日後ですけどね。

 

 

そして造影剤を使ったMRIの撮影。
結果は「悪性所見はないが、卵巣が相当腫れている」ということでした。

 

だいたい6.8×8.5cmくらい。
骨盤腹膜炎の原因はやはり卵巣嚢腫の細菌感染と考えられ、感染が原因で卵巣が腫れあがってしまっっているのだろうということが確認されたというわけです。

 

もうこの大きさだと、細菌感染していなくても(骨盤腹膜炎になっていなくても)手術を勧められる大きさです。
以前、先生からは5×5cmよりも大きくなったら手術を考える大きさだと言われていました。

 

それが6.8×8.5cmにまでなっています。

 

 

すでに手術を考える大きさになっていた

6.8×8.5cm・・・、そんなに大きくなってしまっているのか・・・。
2ヶ月くらい前までは2.5×3cmくらいだったのにな・・・。
急に大きくなっちゃったな・・・。

 

そう思っていましたが、手術も考えなくちゃいけないのかなぁと、まだ呑気なことを考えてました。

 

 

なんかね、他人事って感じなんです。
我が身に降りかかっている出来事ではないんじゃないか、というか。

 

まさか緊急手術になるなんて、その時は思ってもみなかったんですけどね。

 

そして。
抗生物質の点滴は続けているんですが、やっぱり劇的な効果は出ていないようで、熱は39度超えが続いています。

 

この日、炎症の度合いを見るCRPの値も血液検査で確認したのですが、
この時はなんと18.6にまで上がってしまっていました

 

入院して抗生物質の点滴してたから下がっているものと思っていたのですが、悪化していたのでした・・・。

 

 

・「No.24 骨盤腹膜炎:抗生物質点滴でCRP値が下がった!?」へ続く



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