No.18 熱が出てしまった！発熱の原因がわからない！

トップページ＞感染症で発熱、緊急入院！＞ No.18 熱が出てしまった！発熱の原因がわからない！

発熱から6日・・・。抗生物質の点滴をしても熱が下がらない！

腫瘍マーカーCA19-9の値が2回続けて基準値を超えてしまい、さらに上昇している・・・。
心配になってきた私ですが、日常生活は普通に過ごしていました。

このとき、初めて卵巣嚢腫と診断されてから10年が経っていました。

そして先回の診察から1ヶ月が経った頃から、仕事がめちゃくちゃ忙しくなっていて、残業はほぼ毎日、休日出勤もほぼ毎週という生活が続いていました。

そうだなぁ、平日の平均睡眠時間は4時間くらいかな。
日曜日に1週間分の睡眠不足を解消している感じ。

毎日無理やり起きて会社へ行き、日曜日は爆睡モードという生活が1ヶ月半くらい続いていました。

【そんなある日曜日・・・】

夕方、なんか熱っぽかったんで体温を測ってみました。
あ・・・。

37.7度。やっぱり熱が上がってました。

「疲れが溜まってきたかな。今日は早く寝よう。」って思ったんですが、「まずは薬飲まなくちゃ」って。
翌日は会議があるからどうしても熱を下げたかったんです。

うーん、どうしようかなぁ。。。
「風邪薬でもいいけど、熱を下げたいんだよなぁ・・・。」って思って、以前内科でもらっていた解熱剤（カロナール）を飲むことにしました。

【月曜日】

翌朝、起きて熱を測ってみたら36.5度。
「おー、とりあえず熱は下がった！会社行くか。さすがカロナール！」って感じで会社に行きました。

でも、午前中の会議も終わり、お昼ご飯を食べているころからなんだかまた熱っぽくなってきました。
「なんかヤバイ気がする・・・。たぶん熱出てきたな。」ってことで、早退して内科へGOです。

内科の先生には、昨日から熱が出ていること、カロナールを飲んだとは言いませんでしたが熱が下がらないこと、風邪といわれるような症状はないことを説明しました。

すると、とりあえず熱を下げる薬と一般的な風邪薬と抗生物質を処方しておきましょう、と。
その日は家に帰っておとなしく寝ました。

【火曜日】

翌朝、熱を測ってみましたが、やはり37.5度の熱がありました。
身体もだるいので、会社は休むことに。

【水曜日】

火曜日は一日中、家でおとなしく寝ていたんですが、熱が下がらないのでまた内科へ。
熱は、薬を飲めば一度は下がるのですが、また上がってしまうのです。

朝は37.6度ありました。
何で熱下がらないの？そんな感じです。

「熱が下がらないので、抗生物質の種類を変えてみましょう。」と先生は言い、血液検査をすることにしました。
炎症反応（CRP値）を確認するというのです。

明日、血液検査の結果が出るので、朝のうちにまた来なさいと言われました。

【木曜日】

朝、熱は37.9度まで上がっていました。
38度を超える時間も出てきて、薬を飲んでも37度ちょっとくらいまでしか下がらなくなっていたんです。

私は、どう考えてもおかしいだろうと思い始めていました。
下がる気配がなく、悪化する一方なんです。

ちょっとだけ、卵巣嚢腫のことが頭をよぎりました。
腫瘍マーカーの数値、だんだん悪くなってきてたんだよな・・・って。

そして、血液検査の結果を聞きにまた内科へ。
血液検査の結果、CRP値は9.9mg/dlでした。
ちなみに白血球の数は約9800。

CRP値が10というのは重い肺炎くらいの炎症度合だそうで、結構悪い数値なんだそうです。
白血球の数も余裕で基準値を超えていました。

こんな状態なので、炎症を抑えるために抗生物質の点滴をしてから帰りました。

【金曜日】

朝の体温は38.2度。
やっぱり下がりません。

もうこれは大きな病院で精密検査してもらうしかないかもな、って思いながら内科へ。

CRP値が高くって、抗生物質も効かない・・・。
発熱の原因がわからないばかりか、抗生物質まで効かないとは・・・。

先生も昨日の点滴で熱が下がらなければ紹介状を書くつもりでいたらしく、すぐに、当日のうちに大きな病院で精密検査してもらえるよう、緊急の診察予約をしてくれました。

で、私はその足で紹介状を持って病院へ。

といっても、私は卵巣嚢腫が悪化したのかもというのが頭にあったので（もちろん内科の先生にも伝えたんですが）、定期的に通院している婦人科がある病院への紹介状を書いてもらいました。

とりあえず紹介状は内科で書いてもらったので、内科で診察です。

・「No.19 熱が下がらない！発熱の原因は骨盤腹膜炎！？」へ続く

発熱の原因は卵巣嚢腫！？