骨盤腹膜炎で緊急入院に
風邪ではなさそうな熱が出てから6日目、やっと発熱の原因がわかりました。
発熱の原因は骨盤腹膜炎。
もともと私は子宮内膜症(卵巣嚢腫)があって定期的に通院していたわけですが、
病名は「骨盤腹膜炎;子宮内膜症性卵巣嚢腫の感染」ということでした。
そして、すぐその足で緊急入院になってしまいました。
11時に病院へ行ったのですが、診察やいろいろな検査が終わって病室へ入ったのが大体4時半ころ。
意外に時間が経ってました。
病室は4人部屋。
もともと婦人科の病室が空いてなくて、無理やり別の科の病室に入れてもらったんだそうです。
緩和ケアをしている病棟のようでした。
病室に入ってから採血しようとしたんですが・・・
病室に入って体温を測ったら、38.8度ありました。
「あちゃー、だんだん上がってきてるなぁ。。。」そんな感じ。
病衣に着替えてベッドに横になっていると看護師さんがやってきました。
それから採血をすると言うのですが、、血液培養をしなくてはいけないからと、普通の採血とは違う「大げさじゃん!?」って思うくらいのいろいろなキットを持ってきました。
血液培養とは?
血液培養は、血液中に細菌がいるかどうかを確認するための検査。
血液中に細菌がいれば敗血症です。
医療ドラマが好きで(特にERは大好き)よく見ていたので、敗血症になったらヤバイ、命の危険すらあるということは知っていました。
なんか、自覚症状があんまりないわりに大変なことになっちゃってるなぁ、そう思ってました。
血液培養をするときの採血は、どうやら消毒も厳密に行わなければいけないらしいんです。
なんか、めちゃくちゃ消毒されました。
で、いざ採血!って針を刺したんですが、血液が引けない・・・。
看護師さんは、あれ?って感じで血管探ったり、何度も刺し直してます。
私、熱が高かったせいで血管が細くなっていたらしく、うまく採血できなかったんです。
しょうがないので、とりあえず血管を温めてみようってことになっちゃって。
しばらく湯たんぽ(白元のゆたぽん)で温めましたが、なかなか血管は元の太さになってくれません。
「先に点滴しましょうか」ってことになったんですが、やっぱり点滴の針もうまく血管に刺さらない・・・。
何ヶ所も刺して、やっと入ったのが手の甲でした。
手の甲ってね、痛いんですよ。
今まで採血も点滴もたくさんしてきたけど、こんなにうまくいかなかったのは初めてでした。
ちなみに。
私の入院した病院では、点滴ごとに針を刺すのではなく、1週間ずっと針を刺しっぱなしにするタイプのものでした。
なので、手を洗うのも不便で不便で・・・。
顔を洗う時は手袋(看護師さんたちが使うやつね)をもらってました。
で、しばらくしてまた採血に挑戦。
今度は違う腕(右腕)でしたところ、やっと採血できました。
あー、痛かった(笑)
腕のあちこちが内出血してました。
骨盤腹膜炎の治療は
入院してからは「骨盤腹膜炎」の治療として、今日から午前中と夕方の1日2回、抗生物質の点滴をすることになりました。
点滴して寝てるだけの入院生活の始まりです。
まだこの時は、「点滴してたら熱は下がるだろう」って、そんな軽い気持ちでした。
・「No.21 1日2回の抗生物質の点滴が効かない!」へ続く
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