卵巣嚢腫の切除手術



手術当日、朝の様子から手術室入室まで

卵巣嚢腫の細菌感染が原因で骨盤腹膜炎になり、
最終的には抗生物質が効かなかったせいで卵巣摘出手術を受けることに・・・。

 

思いもよらない事態に緊張しまくるかと思いきや、能天気な私は不安がなかったせいか、緊張することもなく手術当日を迎えてしまいました。

 

緊急手術的な扱いっていうこともあり、自分でいろいろ病気について調べたりしなかったのも緊張しなかった理由かもしれません。

 

 

手術当日の朝

手術当日の朝、まずは手術前の最終診察がありました。
超音波と内診でした。

 

まぁ、普通に診察って感じで終了です。

 

で、私の手術は午後からの予定だったので、午前中にお腹周り(恥骨あたり)の毛の処理をしました。
午前中の手術の人はたぶん、前日の処理でしょうね。

 

看護師さん、私の恥骨あたりを見て、「結構あるねー^^ ちょっと剃っておこうかー。」なんて調子で、電気カミソリみたいなのを持ってきて、さっと短くしただけでした。

 

私、子供のころ、虫垂炎(盲腸)の手術を受けたときには下までツルツルに剃られたんですが、
今はツルツルには剃らないみたいです。
なので今は「剃毛(ていもう)」といわないで、「除毛」というようです。

 

 

シャワーを浴びてみたものの・・・

除毛の後はシャワーを浴びました。

 

先生からは「体力が奪われるから全身シャワーはダメ」って言われていたんですが、看護師さんの「先生には内緒にしとくから浴びちゃっていいよ!」っていう甘い言葉に誘惑され、全身シャワーしてしまいました(笑)

 

シャワーの後は身体が重くなってしまい、やっぱり先生の言うとおりにしとけばよかった、ってちょっと後悔しちゃいましたけどね。

 

2週間以上寝てばかりの生活だったので体力がなくなっていたんでしょう。
体力って、簡単になくなるものですね。

 

シャワーも浴びたことだし、手術着に着替えて・・・って思ったんですが、私、脇の下に汗をかいちゃうので、ギリギリまで病衣でいて、それから手術着に着替え、弾性ストッキングをはきました。

 

 

いよいよ手術室へ

そして手術予定時間の30分ほど前、看護師さんが呼びに来ました。
いよいよ手術室へ行く時間です。

 

車椅子を用意されましたが、私は看護師さんと歩いていきました。

 

 

手術室の扉を通り過ぎると、手術室の看護師さんとバトンタッチです。
まずは手術室用の帽子を自分でかぶり、手術室へ入りました。

 

手術室へ入ると、先生が「予定通りの手術を行いますね」と。
手術着の先生はなんかカッコよかったです(笑)

 

 

・「No.27 卵巣嚢腫切除の緊急手術:麻酔から手術まで」へ続く



関連ページ

No.25 最後のCRP値、卵巣嚢腫切除の緊急手術前日まで
卵巣の感染症が原因の骨盤腹膜炎になってしまい、入院して抗生物質での治療をしていましたが、炎症の度合いを示すCRP値はなかなか下がりません。最終的には手術で感染部位を切除することになりました。
No.27 卵巣嚢腫切除の緊急手術:麻酔から手術が終わるまで
いよいよ卵巣嚢腫の手術が始まりました。自分で手術室へ入っていったのですが、はじめは緊張することなく普通だったのに、だんだんと緊張してしまい・・・。緊張の原因はアレでした。
No.28 骨盤腹膜炎で卵巣嚢腫切除の緊急手術:手術が終わってから
卵巣と卵管の全摘出を行う手術を受けました。手術室を出た直後、なんとなく左足に痺れが・・・。しばらく様子を見ることにして、病室に帰ってきました。病室に帰ってきてからは痛みとの戦いが始まってしまい・・・。