不正出血の治療を始めて3ヶ月



不正出血もひどい生理痛も原因は子宮内膜症!?

子宮内膜症だろうと診断された私。
ひどい生理痛も、不正出血も、おそらく子宮内膜症が原因だろうということでした。

 

そして、積極的な治療を望んだ私に用意された治療法は、「生理を止めて、その子宮内膜症による病変が小さくなるのを期待する」というものでした。

 

この「期待する」というのがポイントです。

 

 

子宮内膜症は生理になるたびに子宮ではない場所で生理が起きてしまう病気です。

 

本来だったら(子宮なら)子宮内膜は生理の時に剥がれて膣から体外に排出されますが、子宮以外の場所で子宮内膜が増殖されてしまった場合は剥離が起こっても体外に排出されないんです。
なので、どんどんその場所で子宮内膜が溜まっていってしまうんですね。

 

つまり、生理があるたびに病変は大きくなり、症状は悪化するということです。
先生からは、治療をしても完全に治すことができないかもしれないという内容の説明もありました。

 

だから「期待する」という表現なんですね。

 

 

で、その子宮内膜症の治療法ですが、私の場合は「3ヶ月間生理を薬で止める」というものでした。
「偽閉経療法」といって、疑似的に閉経状態を作り、生理を起こさせないことで子宮内膜の増殖を抑えて病変を小さくするというものです。

 

薬といっても、飲み薬ではなく、点鼻薬です。
点鼻薬って使ったことがなかったので、初めは違和感がありました。

 

シュッって鼻の中に薬を噴霧するんですが、

 

3ヶ月間、その点鼻薬で生理を止めました。

 

 

3ヶ月間、生理がなくてものすごーく楽でした。
当然のことながら、生理痛はないし、出血するときのあの不快感もない。

 

あー、生理がないってほんと楽だなぁって思ってました。

 

 

3ヶ月後、また血液検査をしました。
その結果、腫瘍マーカーのCA19-9の値は正常値に。

 

よかったよかった。
それからは生理痛は楽になった(気がした)し、不正出血もなくなりました。

 

 

だったんですが・・・。

 

 

・「No.9 子宮内膜症の治療後、再発か!?」へ続く



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